京都の伏見稲荷大社の見どころ

夏は旅行のシーズンですね。京都に行ってました。

楽しみの一つにしていたのが、伏見稲荷大社の宵宮祭。幻想的で素敵でしたよ。

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伏見稲荷大社の御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

伏見稲荷の御祭神は、宇迦之御魂神。

穀物や食べ物の神様で転じて、商売の神様として広く信仰されています。

 

お稲荷さんには、この宇迦之御魂神の神道系と、荼枳尼天(だきにてん)と呼ばれる仏教系のお稲荷さんがいらっしゃいます。

伏見稲荷は、全国に3万ともそれ以上ともいわれている神道系お稲荷さんの総本山です。(仏教系は、名古屋の豊川稲荷)伊勢神宮外宮の豊受大御神とも同一視されています。

 

伏見稲荷の、歴史は古く、平安時代の本には、すでに稲荷詣でをしたとか、狐に取りつかれたという記述があるそうですよ。(ひえ~)

 

伏見稲荷境内の狐さんの像は、それぞれ4種類のものをくわえたものがあります。

稲穂、巻物、鍵、玉、です。本当に4種類あるか、探してみてくださいね。

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伏見稲荷の幻想的な大祭の宵宮

毎年7月に行われる伏見稲荷の大祭の宵宮では、全国から奉納された提灯や石灯籠、行灯に灯が入れられます。

幾千の灯に浮かび上がる赤い社殿や千本鳥居。幻想的な光景が繰り広げられます。

 

行灯の絵、すごくクオリティが高いんですよ♪ 見どころの一つです。

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参集殿前の広場では本宮踊りが奉納され、お祭り気分が高まります。

人出は初詣なみになりますから、お車でのお越しはお勧めいたしません。

このあたりの道路、大渋滞になっていましたよ。帰りの切符は、行くときに買っておいた方がよいかも。

 

神社界隈のお店で狐のお面を売っています。

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ちょっと怖い、狐の面。白や黒をベースにした、さまざまな表情のものがあります。

中にはこのお面を買ってかぶっている人も。

夜の闇の人込みのあちらこちらに、狐の顔がぼうっと浮かび上がり、見つけるたびにはっとしてしまいます。

 

大抵は頭の後ろや横に面をつけているのですが、千本鳥居をゆっくりと正面に面をかぶって登ってくる人とすれちがいました。

面を正面につけて着物を着ていると相当怖いですよ。

狐さんが人間化したみたい。祭りの雰囲気とも相まって、実に幻想的でした。あれ、本当に人だったのかな?

 

こんな特別の夜ですもの。

もしからしたら、人に紛れて、人ではないものもお祭りを楽しんでいるのかもしれませんね。

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13872719_968171426628816_7177714937257594048_n陽が暮れる頃、一斉に神社にあかりが灯る

伏見稲荷の稲荷山

せっかく伏見稲荷大社にきたのでしたら、本殿の参拝だけで帰るのはもったいないですよ。

ぜひ、奥の稲荷山にも登ってみてください。

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大祭の日。全国から奉納された提灯で飾られている

千本鳥居は見どころです。どこまでも続く幻想的な赤い鳥居。素敵ですよ。

鳥居が稲荷山のてっぺんまで続いているので、道に迷う心配はありません。

 

鳥居の外のお山はね、やっぱりときどきちょっと怖いです。

異界に踏み入れないように気を付けてくださいね。ふふ。

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稲荷山の頂上まで続く千本鳥居。美しい朱塗りの鳥居

ちなみに外国人観光客が沢山ポケモンGo!をやっていました。「ぽ~け~も~~ん!!」といって大盛り上がりしていました。

京都の観光スポットって結構レアなポケモンが手に入るみたいですよ。

伏見稲荷の場合は、やっぱりロコンとかがいるのかな?

 

鳥居は右側通行です。内部は狭いから、方向を間違わないでね。

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千本鳥居は右側通行

伏見大社奥社奉拝所の絵馬とおもかる石

かわいらしい狐の絵馬

奥社奉拝所では、こんなかわいい絵馬も納められます。

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これがもともとの形なんですが、みなさんこれに自分で狐の顔のイラストを付け加えています。

きりっとした狐。目が少女漫画みたいで、ぷっと笑っちゃうやつ。にこにこさん。むちゃくちゃアーティスティックなやつなど、飾られている絵馬を見るのも楽しいものです。

 

おもかる石で運試ししてみる?

奥の方には、おもかる石という石が置いてあります。

願い事をして石が軽く感じたら願い事が叶う。重く感じたら願い事が叶うのは時間がかかる、と、みます。

 

試しに持ってみたら、むっさ重かったです。

腕ふるふる。うっへ~。精進します。はい。

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伏見稲荷の稲荷山登山には登りやすい服装で

伏見稲荷の稲荷山登山には、登りやすい服装で行きましょう。

気軽に登れる高さですが、階段続き。頂上まで行って帰ってくるには、2時間弱程はみておいた方がいいです。

ズボンに運動靴をお勧めいたします。

夏は蚊もでますので、長ズボンの方がいいと思いますよ。

 

レンタル浴衣に草履姿の外国人の方々がいらっしゃいましたが、辛そうでした。

あれ絶対指の間に豆できてるわ。

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階段を上っていくと、疲れた頃に実にタイミングよく茶店が現れます。どこも雰囲気の良い感じです。

茶店でゆっくり息を整えながら登るといいですね。

 

茶店で、供物セットやろうそくも買うことができます。

供物セット、あぶらげじゃないんですよ。乾きものなの。やはり生ものだと管理が大変だから?

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行方不明者を探すといわれる不思議な池

稲荷山には池もあるのですよ。新池という池は、通称こだまが池との名前が。

行方不明になった人の居場所を探すとき、池に向かって柏手を打って、こだまが返ってきた方角に手がかりがあるといわれているんですって。

 

不思議な話ですが、このお山なら、そんなこともあるのかな、と思ってしまうような雰囲気です。

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四辻の絶景

小一時間ほど登ってくると、小さな広場のような所にでます。四辻と呼ばれるところです。

眼下に絶景が広がります。

 

茶店があり、お客さんでにぎわっています。

この茶店、仁志むら停というのですが、俳優の西村和彦さんのご実家なんですって。

 

ここから、仁志むら停をはさんで左右に道が分かれます。

どちらに行っても頂上を経て山をめぐる周回コースになっています。

一説には、右側からまわるのが正式だといわれていますが、どちらから行ってもいいので、ピンときた方からまわってくださいね。

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稲荷山周回コースには無数の稲荷が

1周約4kmほどの周回コース。

頂上までは登りが続きますので、休みをとりながらゆっくりとまいりましょう。

 

周回コースには、無数の稲荷が建っています。

きちんとした社のものから、岩に小さな鳥居が無数に張り付いているものまで。

かなりディープな雰囲気です。ザ・狐!といった感じ。

 

中には滝の修行場などもあるのですよ。

そういえば、写真なのですが、神殿の内部をとったり、滝の修行をしている人の写真を撮ったりするのは失礼になるので、やめましょうね。

一ノ峰(上社神蹟)が伏見稲荷の最高峰。標高は233メートルです。

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伏見稲荷へのアクセス

京都の伏見稲荷の最寄り駅は、JR奈良線の稲荷駅と、京阪本線の伏見稲荷駅の2つがあります。

 

JR奈良線の方は、降りたらもう目の前が伏見稲荷というアクセスのよさ。

京阪本線の方も5分ほど歩けばすぐにたどりつける近さです。

 

JRの駅も京阪本線の駅も、降りると、朱塗りの神社を模した感じに作ってあって、駅を降りた瞬間から、「さあお稲荷詣でをするぞー!」って感じにテンションがあがります♪

 

市バスなら、南5系統。稲荷大社前で下車したあと、徒歩7分ほどです。

自動車なら、名神高速京都南インターから20分、阪神高速の上鳥羽出口から10分ほど。でも駅前はロータリーもなくて道幅も狭く、大きな駐車場もあまりありませんので、公共交通機関で来るのがよさそうですよ。

 

伏見稲荷名物のすずめ焼と狐せんべい

伏見稲荷のまわりにはおいしいものが沢山♪

伏見稲荷はもともと五穀豊穣の神様なので、お米を食べる雀は食べてしまうみたいです。

すずめ焼きが名物のひとつ。看板がでていますので探してみてください。

 

ん十年前に参拝したときにはあちこちに看板がでていた雀の丸焼き屋さん。最近は雀を取る人が高齢化でやめたりして、この名物もお店が減ってきているのだそうです。

将来はなくなる名物なのかもしれませんね。

雀にとってはいいことですね。試してみたい人はお早めに。

 

丸焼きとなっていますので、か~な~り~、閲覧注意な感じの仕上がりです。

そういう物が苦手な方はご注意を。

丸焼きですので、骨には十分ご注意を。

味は、うん、何か野性味があるというか、骨骨しいというか…。まあ、話の種にいかがですか。

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稲荷山にいた狐ならぬ猫

バーバラのお勧めは、狐のお面の形そのまま立体になったおせんべい。

実にアートな仕上がりです。食べるのがもったいない感じ。

しっかりとした歯ごたえで、香ばしい香りが口いっぱいに広がります。

 

境内の茶店では、甘酒も売っています。

米麹から作った自然の甘味。ビタミンやミネラルが豊富で栄養たっぷりなので、冬だけでなく、夏にも夏バテ防止として昔からよく飲まれているんですって。

夏は冷やして。稲荷山の茶店で、かき氷の甘酒がけも見かけましたよ。

 

五穀豊穣、穀物の神様の総本山でいただくとろ~りと甘くておいしい甘酒を飲んだら、夏バテがぱっと飛んでいきそうですね♪

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狐のお面やおせんべいを売っている売店の奥には、勧請したお稲荷さんの大小さまざまな社も売られていました。丁度お一人真剣に選んでいらっしゃる最中で、店の人とあれやこれやと相談なさっていました。

全国三万ともそれ以上ともいわれるお稲荷さん。今も勧請する方はいて、増え続けているのですね。

 

いかがでしたか。本日は、京都の伏見稲荷大社の見どころについてまとめてみました。

 

過去記事です。

必ず願いが叶う危険な方法

必ず願いが叶う危険な方法2

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One Response to “京都の伏見稲荷大社の見どころ”

  1. kaiun より:

    Yuzu様

    いつも暖かいコメントをありがとうございます。

    はい、Yuzu様は、21, 31, 41, 51という年に大まかな運勢が変わる人なのです。

    ご自分の力で新しい環境を手にいれられたYuzu様。 素晴らしいです。

    私も見習ってがんばります。

    バーバラ

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